おじいちゃんやおばあちゃんと遊ぼう!
河野 誠敬 KAWANO nobutaka
[河野誠敬]
神領生まれ、神領育ち。大学卒業後、教員となる。60歳で退職と同時に、神山町老人クラブ連合会に加入。現在、会長を務める。今年4月より活動をスタートするボランティア団体「てんこもり」を立ち上げた。
高齢者の出番をつくること
つなぐ公社が2年かけて町内の高齢者の家庭を訪問して、日常生活の困りごとを聞き取りしたところ、ひとり暮らしの方の増加や、体力や筋力の低下による健康面の不安など、いろんな問題が見受けられたんです。その結果、外出する気持ちや機会が少なくなり、ご近所の人たちとの交流もなくなって、引きこもりがちな高齢者が増えている現状がありました。
そこで、長年にわたって得たたくさんの経験や知恵・技術を持っている高齢者の方たちが、“名人・達人”として、外へ出て活躍することができる場をつくれたら…。それが、神山に残る生活文化や伝統芸能などの継承、生きがいづくりに貢献できるのでは、と思ったんです。

子どもたちといっしょに遊びたい
何かを教えたい高齢者とそれを学びたい子どもたちを探して、つなぐきっかけが必要でした。まず、老人クラブ連合会の会員の中でこの活動に賛同してくれる人を募ってみると、17名もの方が登録してくれた。それから、名人・達人プロジェクトの説明会を開くと、小中学校の先生や公民館の支援員のみなさんを含め、びっくりするほどたくさんの人が集まってくれたんです。
楽しい遊びにあふれ、美味しい料理やおやつが豊富にあって、覚えた技がもりだくさん。そんな想いを込めて、団体名は「てんこもり」と名付けました。高齢者も子どもたちも、みんなの笑顔がてんこもりの活動になっていけばいい。ぜひ気軽な気持ちで活用してもらいたいです。

撮影 / 広報編集委員会
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