笑顔と知恵を“てんこもり”に
てんこもりメンバー紹介

教えられること
①川遊び・魚釣り ②人形浄瑠璃

教えられること
① 囲碁・将棋の基本 ② スポーツ吹き矢

教えられること
① 川遊び・魚釣り

教えられること
① ゲートボール

教えられること
① 川遊び・魚釣り ② バイ・コマ回し

教えられること
① 昭和30年代の子どものあそび

教えられること
① よもぎ団子づくり ② かしわ餅づくり

教えられること
① こんにゃくづくり ② よもぎ餅・かしわ餅づくり

教えられること
① 獅子舞

教えられること
① ゲートボール

教えられること
① こんにゃくづくり

教えられること
① 神山の歴史文化

教えられること
① 川遊び・魚釣り ② 釣り仕掛け・うなぎ取り

教えられること
① 木工

教えられること
① 中国茶
神山の名人・達人と遊んで学ぶ
小さな頃から親しんだ楽しい遊びや思い出の味、次の世代に伝えたい技が盛りだくさん。そんな思いで名付けられたボランティアグループ「てんこもり」。神山町老人クラブ連合会・前会長で初代てんこもり団長のNobu-Gこと河野誠敬さんと、神山つなぐ公社の田中泰子さんのお二人に、てんこもりを立ち上げるまでの経緯について、お話を伺いました。




高齢者が元気でいられるために

田中 神山つなぐ公社が取り組んでいる「まちを将来世代につなぐプロジェクト(つなプロ)」の中で、自然遊びを通して、子どもたちが地域のおじいちゃんおばあちゃんからいろんな経験や技術を学び、それが命を守る力につながることを目的とした「先達プロジェクト」を行っています。ある時、(河野)誠敬さんから神山町老人クラブ連合会(以下、老人クラブ)のことでお話を聞きました。

河野 町内の高齢者が抱える問題として、ひとり暮らしの方や引きこもりがちな方が増えている現状がありました。
田中 さらに近年は会員数の減少や高齢化に伴う体力の低下などにより、老人クラブ活動への参加者数も激減しているという深刻な問題もあるそうですね。
河野 神山には長年の暮らしの中で培った知恵や技を持つ「名人・達人」がたくさんいます。そんな人たちが、子どもや若い世代の人たちと交流できる機会がつくれたら、みんなが元気でいられるのではと思った。そこで、まずは老人クラブのメンバーを中心にした名人・達人のグループをつくりたい、と田中さんにお話ししたんです。
田中 私たちも高齢者の生きがいづくりの取り組み※をやろうとしていたので、実現に向けてサポートすることになりました。
※神山町地域包括センターから受託し行っている生活支援体制整備事業の一環
名人・達人のグループを立ち上げる
河野 小学校や保育所などの先生や集落支援員のみなさんに向けて説明会を開いたら、たくさんの方が関心を持って耳を傾けてくれた。いろんな意見や要望も聞けて、この活動を進めていく自信がつきましたね。
田中 神山町社会福祉協議会(以下、社協)にも相談したら、ぜひやりましょうとなって。名人・達人の方は社協内にあるボランティアセンターに登録されて、そこを窓口として依頼に応じて派遣される仕組みができたんです。
河野 老人クラブの会員の中でこの活動に賛同してくれる人を募ったら、たくさんの人が手を挙げてくれました。その中から17名の方がメンバー登録してくれることに。
田中 まちの人に知ってもらうことが大事なので、名人・達人が 教えられることをカテゴリーごとに分けた紹介カードをつくって、社協や鮎喰川コモンで閲覧できるようにしました。(町内の小学校、保育所、学童でも閲覧できます。)

遊びが高齢者と子どもをつなぐ
河野 令和7年4月から「てんこもり」の活動がはじまって、早1年が過ぎました。立ち上げた当初は不安もあったけど、依頼も増えているのでほっとしています。
田中 この活動がうまく展開すれば、各地域で顔の見える関係性がつくられ、それが広がっていく。そして、地域のみんなで助け合い、安心して暮らし続けられるまちへとつながっていくのではと思っています。
河野 てんこもりがあることで、高齢者が活躍できる場がつくられ、孫世代と一緒に楽しく遊ぶことができる。いずれは私たちの意思を引き継いでくれる若い人たちがたくさん出てくることに期待したいですね。
神山の味・ばら寿司をつくろう
令和7年4月26日(土)、オランダのピーテル・フルン校からインターン生として神山を訪れていたヘルトヤン君。鮎喰川コモンにて、てんこもりのメンバーのきんちゃん、さきちゃん、子どもたちと一緒に、徳島の郷土料理のばら寿司をつくりました。


オランダから来た高校生・ヘルトヤン君に、地元の子どもたちや高齢者の方と接しながら、日本の暮らしや文化に触れてほしかったので、てんこもりのみなさんと相談して、手軽にできるばら寿司を一緒につくることに。ほっこりとした雰囲気の中で、普段はシャイなヘルトヤン君も、子どもたちに囲まれて楽しそうだったのが印象的でした。

最初に、野菜はこれぐらいの大きさに切るんだよと説明したら、子どもたちも素直に話を聞いてくれて。にんじんやたけのこ、しいたけ、ちくわなどを、みんなが一生懸命に切ってくれました。野菜を切るのがはじめての子もいて、大小いろんな切り方があって楽しかったです。
炊いたご飯にお酢を入れて、子どもたちに思い思いに混ぜてもらいました。できたてのばら寿司の上に、刻んだみつ葉をのせるといい香りがするのを喜んでいる子もいて。みんなが美味しいと言いながらたくさんおかわりしたので、残さずきれいに食べきりました。自分たちでつくったから、格別に美味しかったんだろうと思います。



私はおばあさんから料理の仕方を教わっていたので、達人と料理づくりをご一緒すると、それとはまた違うやり方を学べて、新しい発見ができるし、とても嬉しいなと思います。子どもたちと一緒に料理ができて楽しかったです。
ゲートボールにチャレンジしよう
令和7年12月27日(土)、神領小5年生の学年部活動でゲートボールをしました。養護老人ホーム寿泉園ふれあいゲートボール場にて、てんこもりメンバーのじろうさんに、ルールやボールの打ち方を教わりながら、ゲートボールを楽しみました。

ゲートボールをしたのがはじめてなのに、みんな上手でしたね。素直で集中力があって、吸収しようという意欲をとても感じました。最初は、ボールに当てたり、ゲートを通したりして、距離感を覚えることが大事。慣れてきて自分の狙ったとおりに打てるようになると、もっとおもしろくなってきますよ。
ゲートボールは、5人みんなで協調して助け合うことが学べるスポーツ。将棋や囲碁のようにひとつ先のことを考えながら、頭を使わないといけないんです。元々は子どものためにつくられた競技だったのが、今はお年寄りに人気になってね。神山の小学校や中学校でも、ゲートボールをはじめる子が増えたらいいなと思います。





はじめてゲートボールを体験しました。ボールを思った方向に打つのは難しかったけど、うまくゲートを通せた時は、とても嬉しかったです。友達と協力しながら楽しくプレーができ、ゲートボールの楽しさを知ることができました。
てんこもりピックアップ!こんなこともできる
うなぎ捕りの竹筒があれば元気になれる!

うなぎの竹筒のつくり方は、すべて父親に教わったんです。筒を仕掛けるのは、夕立の後とか、台風が近づいて雨が降って川の水かさが増している時。うなぎがエサを食べに岩の巣穴から出てくるんです。筒を川底にセットしたら一晩おいて、翌朝そこに戻って、筒を持ち上げるとずっしり重い。すると3匹から5匹ぐらい入っているんです。
筒をつくる時の大事なポイントは、筒の入り口の外側を広く内側を狭くして一方通行になるようにすること。うまく締まっていないと、隙間からスルッと逃げてしまいます。
娘がまだ子どもの頃には、うなぎが捕れたよって声をかけたら目を覚ましてきて、朝からうなぎご飯を食べていました。天然のうなぎだから、贅沢でしたね。

中国茶の魅力を伝えたい

阿川にある二之宮八幡神社の隣 で 、中国茶の専門店「杉香庵」(さんこうあん)を営んでいます。以前、仕事で中国や香港で暮らしていた時に、現地の方に淹れていただいたお茶を口にする機会があり、それ以来、中国茶の奥深さに魅了されてしまいました。
中国茶は、同じ茶葉でも製法の違いで、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶と6種類に分けられるんです。製法や産地など、中国茶にまつわるお話をしたり、専用の茶器を使ったお茶の淹れ方を教えたり。ご希望があれば、一緒にお茶をつくることもできます。忙しい日々の中で、少しだけ手間をかけてお茶を淹れて飲んでみる。すると、味はもちろん、香りを楽しめるだけでなく、不思議なぐらい時間の流れがゆっくりするのが感じられるんですよ。

てんこもりの達人と竹でけん玉をつくってあそぼー!
コマ回し、バイ(ベーゴマ)などの昔あそびも行います。
日時 7月26日(日)13:30〜15:30
場所 鮎喰川コモン
対象 小学生以上〜(未就学児は保護者の方が一緒にご参加ください)
お申込み 不要(出入り自由)
主催 神山つなぐ公社
てんこもりのご利用方法
① 希望する活動を選ぶ
紹介カードをご覧になり、希望する活動をお選びください。
② 申込用紙に必要事項を記入
希望する日程や参加人数、依頼者の連絡先などをご記入ください。
③ 打ち合わせ
依頼者と「名人・達人」が打ち合わせをし、内容や活動内容について協議します。
④ 活動当日
開催場所の確保や参加者への呼びかけ、また当日の運営は、依頼者側でお願いします。
よくあるご質問
Q. 何人からお願いできるの?
A. お申し込みは、5人以上から可能です。受け入れ人数には限りがありますので、団体の場合はご相談ください。(名人・達人を複数、派遣するなどで対応できる場合もあります)
Q. お金はかかるの?
A. 原則として謝礼は不要ですが、活動内容によっては、材料費や傷害保険料などが必要になります。
Q. いつでも開催できるの?
A. 活動によっては、季節が限られるものもあります。開催時期についてはご相談ください。
Q. てんこもりの活動に、名人・達人として参加したいときはどうすると良い?
A. ぜひ、ボランティアセンターにお問合せください。お待ちしております。
お問い合わせ
神山町ボランティアセンター
神山町神領字本上角93-1 社会福祉法人神山町社会福祉協議会内
電話/088-676-1166 メール/jinsha1166vol@mb3.tcn.ne.jp
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