元気な93歳が手がける桜の園へようこそ!

谷口 憲幸

上分金泉生まれの93歳。2020年より自宅周辺の土地を整備し、『鹿花遊庭』として桜園の公開をはじめる。約8,000㎡の広さを有する園内では、見晴らしの良い景色とともに様々な種類の桜が楽しめる。

活気のあった上分に想いを馳せて

 生まれも育ちも上分金泉です。実家が農業を営んでいたので、小さい頃から親の仕事を手伝っていました。耕運機を使うようになるまでは、狭いところで牛を引きながら、田んぼや畑を耕したのをよく覚えています。10代の頃はお金はないけど元気はあったから、よく友達と一緒に自転車に乗って、下分や神領、鬼籠野の方まであちこち遊びに行っていました。当時、上分の川又も多くのお客さんで賑わってすごく活気があったし、どのお店も夜遅くまで開いていて、空が赤々としていたんです。今よりも楽しかったし、良い時代でしたね。

 結婚後に建設会社で働くことになり、いろんな山へ行っては、たくさんの林道を整備しました。

たくさんの人に桜を見に来てほしい

「桜の花を見に来てくれる人が増えるとにぎやかになるから」と友人に勧められたのがきっかけで、2020年に『鹿花遊庭』(ろくかゆうてい)をオープンすることに。元々祖父が植えて大きくなった桜もあったけど、ショベルカーを使って斜面の畑を整備しながら、新しい桜の苗を植えています。どこに植えたら、みんながご飯を食べながら花見ができるかなと、いつも想像するのが楽しいですね。

 元気で動けるうちは、毎年3本ずつでも桜を増やしていけたらいい。山一面に広がる桜の景色をたくさんの人に見てもらって、喜んでもらえたらと思います。

かみやまchではインタビュー動画を公開中です。ぜひご覧ください。

コメントを残す